認知症患者の衣類等にお守り型のビーコンをつけて、施設や自宅に設置した固定検知端末でその有無を検知し、外出、在宅の判定を行う「みまもりビーコン」サービスを提供するオフラインジャパン株式会社(東京都新宿区)が、より高い判定率を誇る高度なAI顔認識による「みまもりAIカメラサービス」の提供を開始、施設などの徘徊防止用サービスとしての期待が高まります。
このサービスは、検知対象者(施設入居者)の顔を1枚から最大5枚まで撮影、そのデータを保存することで、カメラを設置した玄関などを通るたびに、顔認識、分析を行うというもの。システムが入居者であると判断すると、事前登録をしていた施設管理者にメールなどで通知したり、設置したランプを点灯させたりするなどして、徘徊を予防するそうです。
■ 「みまもりAIカメラサービス」サービス概要図
そのことにより、入居者(対象者)がビーコンを身につけていなくても、高度なカメラの顔認識だけで徘徊を察知可能になりました。