大変だったけれど、仕事帰りにほぼ毎日母の顔を見に行ったことでお互いが安心できた【介護施設探しの体験談】

大変だったけれど、仕事帰りにほぼ毎日母の顔を見に行ったことでお互いが安心できた【介護施設探しの体験談】

末期がんで余命短いお母さまがサービス付き高齢者向け住宅へ入居。忙しいなか、毎日仕事帰りに、顔を見に施設へ寄ったと話す北海道在住のH.T.さんの体験談です。

大変だったけれど、仕事帰りにほぼ毎日母の顔を見に行ったことでお互いが安心できた

【プロフィール】
<入居者>母
<施設種類>サービス付き高齢者向け住宅
<入居年齢>70代
<介護度>要支援2
<入居期間>2016年11月~2017年3月
<居住地域>北海道
<話を聞いたかた>別居の子ども

入居者との関係

実の母です。姉は看護師をしています。

医療的ケア・疾患、症状など

直腸から大腸にかけてのステージ4のがんでした。

入居を決めた時期と理由

母は2016年7月にステージ4の大腸がんと診断され、同年10月に入院、手術を受けました。その後、自宅での療養も考えたのですが、同居の姉は、夫が単身赴任していたため、3人の子どもを抱えながら介護するのは難しく、高齢者住宅を探しました。手術後、症状が落ち着いてきたころに、母の希望も聞きながら自宅に近く比較的新しい施設を探すこととなりました。

施設の探し方

看護師の姉が、職場や知人などに施設の情報を聞き、総合的に判断しました。主に、姉は施設探しを、私は費用面を担当しました。幸いなことに希望条件に近いサービス付き高齢者向け住宅に空きがありました。実際に施設を見学して、スタッフの対応が良かったことや、実家からは車で30分、私の自宅からも10分ほどで行ける距離であったことも決め手となりました。

入居の手続き、ステップ

病院を退院する前から母が入居する高齢者向け住宅を探し、直接施設の関係者にコンタクトを取っていました。またインターネットの情報サイトを活用するなど、施設を比較し検討しました。

施設が決定し、申込の手続きをするころに要介護の認定も受け準備を整えました。入居当日の午前中には、かんたんな荷物を運び入れ、午後から母を連れて行きました。
末期がんということもあり、余命1年未満と告げられていましたから、長く入居できないとはわかっていました。

入居して良かったこと

私も姉も平日は仕事が忙しいために、母の容態を常に気にかけながらの自宅介護は困難でしたから、施設に入居できたことは本当に良かったです。安心して母をみてもらうこともできましたし、費用も比較的少なくて済みました。

特に姉の小学生の子どもと障がいのある幼児を抱えながらのワンオペ介護を回避できたことは心理的にも良かったです。施設のスタッフの対応は親身で丁寧でしたから、母も満足していました。

入居して大変だったこと

入居させたまま会いに行かないわけにはいきませんから、施設に近い私が仕事帰りにほぼ毎日母に会いに行きました。顔を見ることでお互いに安心感をもてて良かったと今は思えますが、実際には少なからず負担を感じていました。

また、母の年金から費用を支払えたものの、やはり継続的に支払わなくてはいけないという点ではずいぶん気をもみました。入居してからの後半は、母の容態が不安定なことも多く、夜に駆けつけることもありました。

入居を検討しているかたへのアドバイス

施設までの距離が最優先ポイントであると考えます。家族の誰かが10分から15分程度で到着することができる距離が理想です。

施設が新しく、きれいな室内で生活できたことで、本人の気分も明るくなり、療養に前向きになってくれた点も良かったと思います。

また、スタッフとのコミュニケーションをとる際は、感謝の気持ちを忘れずに丁寧に接することを心がけ、信頼関係を築くようにしました。介護の仕事は、大変なお仕事ですから、施設で働くかたへのリスペクトは忘れないようにしてください。

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