
施設で清掃の仕事をしていた私。仕事を軽く見られているように感じ、悔しい思いをすることもありました。しかし、毎日床を見ているからこそ気づいた小さな異変が、転倒事故を防ぐことにつながりました。
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見えない仕事への偏見
私は施設内の廊下や共有スペース、トイレなどの清掃を担当していました。利用者さんが気持ちよく過ごせるよう、汚れを落とすだけでなく、床が濡れていないか、危険な物が落ちていないかも確認しながら作業していました。
しかし、一部の職員からは「ただの清掃員でしょ」と言われたこともあります。こちらが施設内の気になる点を伝えても、「清掃だけしてくれればいいから」と軽く流されることがあり、悔しく感じていました。
床の違和感
ある日、いつものように廊下をモップがけしていると、一部分だけ床の感触が違うことに気付きました。よく見ると、床材の端がわずかに浮き上がっていたのです。ほんの小さな浮きでしたが、つま先が引っかかれば転倒する可能性があります。その廊下は、高齢の利用者さんや足元がおぼつかない方もよく通る場所でした。
私はすぐに職員へ報告しましたが、「今は忙しいから、後で確認します」と言われました。それでも心配だったため、浮いている部分がわかるように目印を置き、別の責任者にも事情を伝えました。
事故の前に修繕へ
責任者が確認したところ、床材の接着が弱くなっていることがわかり、その日のうちに廊下の一部が立ち入り禁止になりました。後日、業者による修繕もおこなわれました。
作業を終えた責任者から、「あのまま気付かなかったら、誰かが転んでいたかもしれない。知らせてくれて助かりました」と言われました。
それまで私の仕事を軽く見ていた職員も、その出来事以降、清掃中に気付いたことをきちんと聞いてくれるようになりました。日々同じ場所を見ているからこそ、わずかな変化に気付けるのだと、私自身も改めて感じました。
まとめ
清掃の仕事は、目立たなくても施設の安全を守る大切な役割を担っています。職種に関係なく、現場で働く人の気付きに耳を傾けることが、事故を未然に防ぐことにつながるのだと思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:砂川宣子/60代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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