バーチャルで「花火大会」や「お墓参り」を開催する介護付き有料老人ホーム「みっかいち」【編集部ピックアップ施設_vol1】
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介護カレンダー編集部がネット上で探してきた特色ある高齢者向け施設や工夫を凝らしたさまざまな取り組みをご紹 介します。

<編集部ピックアップ施設>は、介護カレンダー編集部がネット上で探してきた特色ある高齢者向け施設や工夫を凝らしたさまざまな取り組みをご紹介します。

第一回は、三重県鈴鹿市の介護付き有料老人ホーム「みっかいち」がコロナ感染症対策の一環として行っているバーチャル企画。コロナ禍において家族との面談や外出が制限される入居者のために、職員が考えたといいます。

今回ご紹介するのは三重県鈴鹿市の介護付き有料老人ホーム「みっかいち」が新型コロナ感染症対策の一環として行なっているバーチャル企画。コロナ禍に置いて家族との面会や外出が規制される入居者のために職員が考えたと言います。

「みっかいち」では、これまでも入居者の要望に応えて、帰宅したり、ペットと再会したり、夏物の衣服を取りに行ったり、さまざまなバーチャル企画を実施してきました。

そして迎えたお盆には入居者がLINEやスマートフォンを使って画面越しにお墓参りをする「バーチャルお盆お墓詣り」を実施。そのフィナーレとして「バーチャル花火大会」を開催しました。

「バーチャル花火大会」では、「なるべく等身大」「バーチャルでもなるべくリアリティを追求する」をモットーに、壁一面の大きなスクリーンに、三重県熊野市の「熊野花火大会」の「三尺玉海上自爆」の映像が映し出されました。

「三尺玉海上自爆」は、重さ250キロもある三尺玉が海上で爆発する直径600メートルにもおよぶ半球形の花火。入居者は思い思いにその迫力を楽しんだといいます。また、新型コロナウイルス感染症対策として、密を避けるため特設の上映会場に入れるのは1度に3〜4人。職員は上映を7回も繰り返したそうです。

「みっかいち」では、入居者に喜んでもらえるようにバーチャル企画を継続していく予定とのこと。どんな企画が飛び出すのか、楽しみですね。

情報元:「介護付き有料老人ホームみっかいちのブログ」

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