介護保険では2021年8月から利用者の自己負担が一部変更になります!
厚生労働省は2021年5月28日、現場の関係者らに改めてそうアナウンスする通知を発出した。介護保険最新情報のVol.985で周知している。
8月から変更になるのは以下の2点だ。
○ 施設で暮らす低所得者の食費や居住費を助成する「補足給付」。
○ 利用者の月々の自己負担に上限額を設け、それを超えた分を払い戻す「高額介護サービス費」
厚労省はこれらの趣旨や内容を分かりやすくまとめたポスター、リーフレットを公表。利用者の間でも理解が進むよう、事業所での掲示・配布などに協力して欲しいと呼びかけている。
今回の見直しはいずれも、負担の公平性や制度の持続可能性を高めていくこと、その能力に応じた負担を個々の利用者に求めていくことが狙い。
補足給付では、助成を受ける際の条件となる預貯金の上限額が以下のように変わる。
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補足給付では加えて、食費(日額)の負担限度額が以下のように改められる。居住費の負担限度額に変更はない。
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一方、高額介護サービス費の見直しでは、現役並みに所得がある層の自己負担の上限額が細分化される。現行は4万4400円で一律となっているが、より年収の高い層の自己負担が引き上げられることになる。現役並みの所得に至らない一般区分などは変更なし。
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