日本の製薬大手「エーザイ」などが開発したアルツハイマー病の新薬「レカネマブ」について、国の中医協(中央社会保険医療協議会)は13日に公定価格の薬価を承認した。
《 厚労省 》
500ミリグラムで11万4443円。患者1人の年間の治療でおよそ298万円となる。公的医療保険が適用される。
新薬「レカネマブ」は、アルツハイマー病の原因となる異常なたんぱく質「アミロイドβ」を脳内から除去し、認知症の進行を抑制する効果が期待されている。アルツハイマー病の原因物質に直接働きかけて取り除く薬の承認は初めて。対象者としては発症から早い段階の人、MCI(軽度認知障害)の人などが想定されている。
提供元:介護のニュースサイトJoint