施設に入居したことで私が知らなった祖父を垣間見られた【介護施設探しの体験談】

施設に入居したことで私が知らなった祖父を垣間見られた【介護施設探しの体験談】

施設のスタッフが日々笑顔を絶やさず接してくれたことで、生き生きと毎日楽しそうに過ごしていたおじいさま。それが本来の祖父の姿だったかもしれないとY.T.さんは話します。

施設に入居したことで私が知らなった祖父を垣間見られた

【プロフィール】
<入居者>祖父
<施設種類>医療療養型病棟(★)
<入居年齢>80代以上
<介護度>要介護2
<入居期間>2017年から2018年の期間、3か月単位で繰り返し利用
<居住地域>愛知県
<話を聞いたかた>孫

入居者との関係

母方の祖父です。

医療的ケア・疾患、症状など

普段はしっかりはしているものの、記憶が途切れることが増えていきました。面会に行っても、私たち家族のことを時折わからなくなることもありました。

入居を決めた時期と理由

軽い脳卒中を起こしたことがきっかけで、病院にお世話になる機会が増え、元来穏やかな祖父が少しずつ騒がしくなり始めました。祖母の認知症も進み、祖父母同時の介護が難しくなりました。おかげさまで、祖父にそれなりの貯金があったので、病院の医療療養型病棟に入居させるという結論に至りました。
祖父は若い女性の方がやさしく介護してくださることもあり、結構気に入っていたようです。

施設の探し方

母が医療従事者であったため多岐にわたる情報を持っていましたが、祖母が自宅から通いやすい場所で、さまざまな施設を見学して決めたようです。

また、口コミ、空室状況を鑑みて、いくつかの候補のなかで判断したとも聞いています。できるだけ祖父が快適に過ごせることも重要でした。

入居の手続き、ステップ

空室があることが第一条件で、その後、料金も考慮したようです。

年齢的にも、祖母や母が介護をしていくには、難しくなったこと。あまりひどくはなかったですが、認知症の症状も出始めていたこともあり、どこかに入居させるという結論に達した形です。

まず、何軒かの施設を見学し、近場で比較的良かった病院にお世話になることを選びました。もう一つ候補があったのですが、そこは順番待ちでした。

入居して良かったこと

祖父が生き生きしていたこと、それまで私が知らなった祖父を見られたことが本当に良かったです。

祖父は、大きな声を出すようなこともない大変穏やかな人でしたが、入居してからはさらに、大変お茶目で、面白くなっていきました。もしかしたら、本来の祖父はこんな人だったのかも?それを自分のなかで抑えていたのかも? そう感じる場面が何度もありました。

毎日、楽しそうにしていた姿が大変印象的で、大変うれしく思いました。生前はそこそこ苦労した人でしたが、穏やかな余生を過ごせたのではと思っています。

入居して大変だったこと

金銭的な問題はあったようですが、幸い、祖父にはそこそこの貯金があったため、そこまで大変ではなかったと思います。

実の父の介護だったので、母もそこまで大変そうには見えませんでしたが、認知症の祖母の症状も悪くなり、二人の面倒を見るのは難しかったと思います。

また、送り迎えや面会など、通常の生活にはない行動が必要なため、その点は少々大変そうでした。特に暑い時期は、なおさらだったと思います。

入居を検討しているかたへのアドバイス

まずは、口コミを集めると良いと思います。その場所が良いかどうかは、入居される人が良いと思えるかが、一番重要です。

以前、祖父が入院をした際、そこの看護師さんの物言いの冷たさに驚き、悲しい思いをしたことがあります。医療関係者の母には、「あれではどうかと思う」と言いました。

しかし祖父に何かをされては困るので、黙っていた過去もあります。ホスピスの皆さまは大変な激務のなか、日々笑顔を絶やさず、祖父も楽しそうにしていたことを思い出します。結局はスタッフの人柄が一番重要になりますから、そのために口コミを集め、その場所を実際にしっかり見学してから決められると良いのではないでしょうか。そうすることで、入居者、家族に合った施設が見つかるはずです。

※入居時点の情報であり、あくまでも個人の感想です。

★Y.Tさんのおじいさまが利用していた医療療養型病棟とは
比較的病状が安定している人を対象に、治療と平行して日常生活の自立を目指し、個別の看護・介護を提供する病院病棟。

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