厚生労働省が昨年末に公表した新たな「社会福祉施設等調査」の結果では、有料老人ホームの施設数が引き続き増加傾向にあると報告されている。
2020年10月1日時点で全国の都道府県、指定都市、中核市の有料老人ホーム数は1万5956施設。前年から822施設(5.4%)増えており、伸び幅は前年(4.7%)より大きくなっていた。
有料老人ホームの定員数は60万9472人。前年より3万3356人(5.8%)増加した。在所率は86.8%。
有料老人ホームの常勤換算の介護職員数は、前年(12万4105人)より9535人多い13万3640人。施設数の増加とともに介護人材を多く吸収している状況が続いている。
この調査は全国の都道府県、指定都市、中核市の全施設を把握したもの。有料老人ホームのデータからはサービス付き高齢者向け住宅が除外されている。
情報提供元:介護のニュースサイトJoint