【科学的介護】厚労省「LIFEのフィードバックを改善していく」 ケアプラン情報も活用へ
《 厚労省 》

厚生労働省は2024年度に控える次の介護保険の制度改正・報酬改定でも、いわゆる「科学的介護」の展開に向けた施策を引き続き講じる方針だ。

今月14日の社会保障審議会・介護保険部会で、より多くのエビデンスを蓄積していく観点から、LIFEを利用する事業所を増やして収集データを充実させたいと説明。LIFEの入力負担の軽減を図るとともに、提出してもらう情報の内容を改めて検討したり、国が提供するフィードバックを改善したりする計画を示した。

あわせて、「介護サービス全体として科学的介護を推進しているところ、ケアマネジメントについてもケアプラン情報の利活用を通じて質の向上を図っていく」との意向も明らかにした。

厚労省は会合で、「科学的介護の推進は介護の質向上のために重要な取り組み」と指摘。事業所がそれぞれPDCAサイクルを回しながら、利用者の効果的な自立支援・重度化防止に取り組める環境の整備に注力するとした。

提供元:介護のニュースサイトJoint

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