厚生労働省は19日、特別養護老人ホームへの入所を望んでいる待機者の最新の調査結果(速報値)を公表した。
それによると、特養の待機者は全国に少なくとも23.3万人。3年前の2019年度から3.8万人減った。
23.3万人の待機者のうち、要介護3〜5の高齢者は21.3万人(2019年度比3.5万人減)。在宅で生活している高齢者は9.8万人(同1万人減)となっている。
この調査結果は19日の社会保障審議会・介護保険部会に報告された。今年4月1日時点で把握できた39都道府県のデータを集計したもので、実際は全国により多くの待機者がいるとみられる。
提供元:介護のニュースサイトJoint